【きむら宝ブログ】
夏の汚れは汗と皮脂
夏服に必ずと言ってい良いほどつく汚れは「汗と皮脂」です。
一日着たら洗濯機にポンと入れて毎日洗濯してキレイにしてるよ!
ところが、汗は洗濯で落ちてたとしても、エリに染みこんだ皮脂汚れや
日焼け止めなどは、部分洗いなどしないと、なかなか落ちないものです。
取れきれていない皮脂汚れが、繊維の奥に染みこんだままだと、皮脂が酸化・変質し
黄ばみやシミの原因となるのです。
夏の暑い間は、お家で洗濯していてもシーズンの終わりには
クリーニングすることで黄ばみなどのトラブルから回避されます。
色柄物は汚れが見つけにくいですが、キレイにしておかないと
次のシーズン着ようと思ったら、エリやワキが変色していたという
ケースもよくあります。
お気に入りだったり、ハイブランド品だったり
次のシーズンにも楽しめたいのなら、シーズン終わりに
クリーニングすることがおすすめです。
香害(こうがい)について
「香害」とは、合成洗剤や柔軟剤、香水などに含まれる合成香料(化学物質)によって、不快感や健康への影響が生じることをいいます。残香性の高い製品の普及により、このようなにおいによる相談が増えており、特に柔軟仕上げ剤のにおいに関する相談が、消費生活センターや自治体で多くなっているそうです。
国も5省庁の連名で啓発ポスターを作っています。
当店でも、お客様からお預かりするお品物に、ご家庭でお洗濯されていた際に使われている柔軟剤の香りが強く残っているものが、近年増えてまいりました。汗のニオイが気になりやすい、トップスのポロシャツやTシャツなどは、特に多く使用されているように感じられます。
トップスは、水洗い対象のお品物がほとんどで、当店でも水洗いをしております。
当店の水洗いには、除菌消臭効果がある銀Ag+イオン水に、100%天然成分で作られた消臭剤を投入して洗い工程をし、仕上げ工程で抗菌防臭効果の高い仕上げ剤を投入しておりますが、強い香りの柔軟剤が使われていたお品物につていは、ほとんど香りが落としきれません。
落としきれないばかりか、お品物に染み込んでいる柔軟剤の香り成分が、他のお品物へニオイ移りする場合がありますので、強い香りの残っているお品物は、単品洗いもしくは別洗いするような対応をとらせていただいております。