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お気に入りの服を長く大切に着るためにーファー(毛皮)編

摩擦と熱に気をつけてください
- スレて切れたり折れたりする
- 熱で縮んだりする
- 香水などが原因でシミになる
冬物のお洋服のデザインの一部としてファーを用いられことが好まれています。
衿や、フードや袖口、ポケット口の渕毛として、部分使いされていることが多いです。
その場合の多くが、ラビットの毛皮を使用しているのですが、やや耐久性が低いことがあります。
着用時には、摩擦によるスレや熱に、特に注意することが必要です。
特に袖口やポケット口の毛だと、着用時に触れることが多く切れたり折れたりしやすくなります。
それに熱にも弱く、暖房器具に近付きすぎると、毛が縮んでしまうこともあるので注意が必要です。
また、香水を使用される方は、衿にファーが使われている場合など、香水が直接付きますと、シミになり
においが浸み付き、艶を失くしたり、変色の原因となるので、直接かからない様に注意が必要です。
ヘアオイルやヘアカラーなどもシミとなった場合には、除去が難しくなります。
ホコリや汚れにも気をつけて
- ホコリを吸収しやすい
- 汚れが付いたら硬く絞ったタオルでふく
- 優しくブラッシング
- ドライヤーの使用は避ける
外出から帰った場合は、ファーを軽くたたいて、付着したホコリを落としましょう。
その際に、優しくブラッシングしてあげると、ホコリも落ちて毛並みも整います。
もし外出時に汚れが付いてしまったら、水をつけて硬く絞ったタオルで拭いて、
その後に乾いたタオルで水分をふきとるといいでしょう。
突然の雨などで濡れた場合にも、乾いたタオルなどで水分をふき取れば大丈夫です。
いずれの場合も、自然乾燥させてください。ドライヤーは熱による縮みの原因となるので
使用は避けてください。
もし汚れが気になる場合にはプロのクリーニングにお任せすることをお勧めします。
ファーをしまう時は
シーズを通して数回しか着用していない場合でも、ファーは見た目が汚れていなくても、
ホコリを吸っていることが多く、そのまま収納するのではなくブラッシングなど、自分で出来る
お手入れをすることをおすすめします。
どういった場所に来ていったのかも大切です。飲食時などは気付かないうちに汚れていることが多く
しまう前には汚れていないか点検することをおすすめします。
シーズン通して着る機会の多い、ダウンやコートに部分使いされている、取り外しの出来る
フードの渕毛や襟などは、シーズン後にファークリーニングされることをお勧めします。
また何年も洗ったことのない毛皮のコートなどは、虫食い被害などから防ぐためにも、
定期的にクリーニングでメンテナンスするのが、長く着る秘訣になります。

