【かけつぎ(かけはぎ)工房】
かけつぎ(かけはぎ)とは…
衣類にできた傷や穴を、元に近い状態へ修復する技術のことをいいます。
(ちなみに関西では『かけつぎ』、関東では『かけはぎ』と呼ばれ同じ技術のことです)
同製品の生地や糸を用いて手作業のみで修復するために、非常に高度な技術が求められます。
昔からある技術ですが、職人さんの高齢化に伴い、後継者も無く廃業されていかれました。
当店でも以前お願いしていた職人さんが、ご高齢の事もあり10年以上前に辞められてしまい、
それ以来、何ヵ所かお願いしたのですが、それまでの満足のいく仕上りではありませんでした。
現在は、縁あって非常にスキルの高い職人さんに巡り合い、お願いすることが出来ています。
SDGsの観点からもファストファッションや安い海外通販などの使い捨ての時代から、
お気に入りの品物を長く着る時代へ変化しています。
大切にしていた洋服の穴やキズを修復し、限りなく目立たなくしてみませんか?
大好きだった服、高額品、ハイブランド品におすすめ致します。
かけつぎ事例
- ジャケット(虫食いやタバコの焦げ、肘の擦れ)
- スラックス(ポケット破れ)
- ウールコート(虫食い)
- セーター(虫食い、糸引き、ほつれ、穴あき)
- ウール生地のダウンジャケット(破れ)
- Tシャツ、スウェット、パーカ(破れ、穴、焦げ穴)
- ヴィンテージTシャツ、ハイブランドTシャツ
共布が無い場合でも目立たない場所から生地を取り利用します。
納期に関して
- 通常で1ヶ月ほど掛かりますが時期やお品物により前後いたします
参考価格
かけつぎをご利用になられる前に
- 元の状態に近づける修理であり新品になるわけではありません
- 生地によっては仕上りが目立つ場合もあります
- 共布をお持ちであればお持ちください
- 日焼けや色あせしているお品物は、新しい共布との色の差が出てしまうことがあります
- クリーニングとセットの場合に限らせていただきます